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「てゆっかどんなトコ？」
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モロッコに行ってきました。 どこそれ？ と思ったあなた。 安心してください。 あなたは至ってフツーです。 そりゃ場所なんて知らないですよね。 世界地図を広げてみましょう。 アフリカ大陸がありますね？ その左上の端っこにある国。 そう。 それがモロッコです。 ちょうどお向かいがスペインですね。 近い。近すぎる。 その中でも一番近いところがありますね。 そこがかの有名なジブラルタル海峡です。 風雲たけし城？ と思ったあなた。 安心してください。 あなたは極めてフツーです。 これでモロッコの場所がわかりましたね。 さて、ここには誰がいるんでしょう？ アフリカだから黒人！ とは行かないんですねー。 甘い甘い。 ここにいるのはアラブ人です。 それと、ベルベル人と呼ばれる現住民族。 争いもなく仲良く暮らしています。 やっぱり仲良しが一番！ みんな仲良くしようよ。 さてさて、アラブ人の国といえば。 そう。 イスラムの国ですねー。 モロッコ、こんな感じの国です。 とりあえずイメージはわきましたでしょうか？ そんなモロッコですが、スペインを旅行した人にはちょっとイメージが悪いかもしれませんね。 １年くらい前、スペインの大都市、マドリッド、バルセロナを中心に、 首絞め強盗というのが大流行しました。 首絞め強盗、知ってます？ 一人の旅行者に 男数人で背後から近寄ってきて、 後ろから羽交い絞めにして チョークスリーパー！！！ ガクッと行ったところですべてをとられるわけです。 おそろそやおそろしや。 何でこの話が出てきたかというと、 スペインでこれをやってたのがモロッコ人らしいんですね。 これはそこそこ有名な話。 だから、モロッコって聞くと、 街中どこでもチョークスリーパー？ って思う人もいるわけです。 んなことはありません。 北斗の拳じゃないんだから・・・。 でも世界は広いです。 北斗の拳の街はあるんですよ。 僕は行ったことないですけど、 南アフリカにヨハネスブルグという街があります。 この名前を友達に出すと、 あーそこ知ってる！行ってみたーい！！！ っていう人がいますけれども、 とんでもない！！！！！ あの街はヤられます。確実に。 なぜなら、この街こそ北斗の拳だからです。 日本人が街中をぶらぶらしてようものなら どこからともなく人がワラワラと集まってきて ボッコボコにされます！ まさしくゲームの世界。 ヨハネスブルク警察はこう言っているそうです。 「夜の街で赤信号になったら 絶対に止まるな！！」 なぜなら 止まると確実にヤられるから とある旅行者は聞いたそうな。 「赤信号を無視しても事故にならないんですかー？」 「心配なし。なぜなら 車なんて走ってねーし」 ちなみにヨハネスブルクは 地球上でもっとも危険な都市 (紛争地域は除く) として世界的に有名です。 これにはちゃんと理由があります。 南アフリカはかなり裕福な国です。 そして、ご存知のとおり近年アパルトヘイト政策を廃止しました。 そうすると、近隣諸国から人が集まってきたんですね。金儲けしに。 しかしそんなに仕事はない。でも人は集まってくる。 といった感じでアパルトヘイト廃止以降、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルクの治安は悪化の一途をたどったそうです。 で、今となっては北斗の拳。 この話は、ブラックアフリカ地域の大都市には当てはまってしまうんですね。 徒歩５分のレストランに行くのにタクシーを使わなければならない ケニアのナイロビ。 国際空港へ行く一本道の横には強盗に襲われた車の残骸が列を成しているという ナイジェリアのラゴス。 なかなか面白そうな街ばっかりなんですけどね。 残念。 あれ？ モロッコどこ行った？ そう。僕が言いたかったのはこれだけです。 モロッコには首絞め強盗はいません！ はじめに言いましたようにモロッコはイスラムの国。 イスラムの国では法律がかなり機能していて、 治安は一般的にすこぶる良好！ しかも、 「旅行者は大事にするように」 という夢のような教えがコーランにはあるそうです。 巡礼者の名残でしょうかね。 なにはともあれ アッラーはいいヤツだ！！ そんな感じで、モロッコ、治安はむっちゃいい国ですよ。 といった感じでモロッコ旅日記始まりです！！ |
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